山本 周五郎
ゆだん大敵
Top page 作家 一覧 
山本周五郎 短編作品
発表年 発表誌
昭和 20 (1945) 年 講談雑誌
著者名 作品名
山本周五郎 ゆだん大敵

時 と 所

江戸時代  長岡城下

主な人物

Memo

「一身一命を捧げると口では易く云う」
 図書はちからのある声で云った、
「・・・ 御しゅくんのため、藩国のためにはいつなんどきでも死ぬ覚悟だ、口では誰もそう云うが、家常茶飯、事実のうえでその覚悟を活かすことはむずかしい。 昨夜そこもとは身命を上に捧げたといった、その言葉に嘘はないだろう、覚悟もたしかなものに違いない。 だが実際にはその覚悟を活かしていなかった、・・・ 他人に指摘されて、急いで始末をしなければならぬような物を、身のまわりに溜めて置いた、死後に発見されては身の恥になるような物さえ始末もせず、ただ覚悟だけいつ死んでもよいと決めたとこれでから念仏にすぎない、そうではないか」
                   『ゆだん大敵』文中より

収録本

出版社 ISBN
新潮社  新潮文庫 978-4101134284
タイトル
山本周五郎  『四日のあやめ』  文庫本
収録作品
ゆだん大敵  契りきぬ  はたし状  貧窮問答  初夜  四日のあやめ  古今集巻之五  燕(つばくろ)  榎(えのき)物語

配信広告 【 Yahoo! アドパートナー 】

配信広告 【 Google AdSense 】

a あ

b ば

  ぼ

  ぶ

  びょ

c ちゃ

  ち

  ちょ

  ちゅ

d だ

  ど

 

e え

f ふ

g ぐ

h は

  へ

  ひ

  ほ

  ひゃ

  ひょ

i  い

j じ

  じょ

  じゅ

k か

  き

  こ

  く

  きょ

m ま

  め

  み

  も

  む

n な

  ね

  に

  の

  にょ

 

o お

r ら

  ろ

  りゅ

s さ

  せ

  し

  そ

  す

  しゃ

  しょ

  しゅ

t た

  と

  つ

u う

w わ

y や

  よ

  ゆ

z ざ