山本 周五郎
髪かざり
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山本周五郎 短編作品
発表年 発表誌
昭和 19 (1944) 年 婦人倶楽部
著者名 作品名
山本周五郎 髪かざり

時 と 所

江戸時代(享保年間)  石見のくに浜田港

主な人物

Memo

「おまえ髪を切ってどうするの」
「・・・ 母さま」 お稲は母を見上げながら、「お稲は今日から男になるつもりです ・・・」
「おやめなさい、あなたの決心はそんな浅はかなものなんですか」
 母の眼がこれまで曾(かつ)てみないはげしい光を帯びていた、「・・・ 髪というものは切ってもすぐに伸びてきますよ、切ってもすぐ伸びるようなものに頼るのでは、決心といってもなが続きはしません、そのくらいなら今津屋の御二男と結婚なさるがいい、そうなさい」
                  『髪かざり』文中より

収録本

出版社 ISBN
新潮社  新潮文庫 978-4101134536
タイトル
山本周五郎  『髪かざり』  文庫本
収録作品
笄堀(こうがいぼり)  忍緒(しのびのお)  襖(ふすま)  春三たび  障子  阿漕(あこぎ)の浦  頬(ほお)  横笛  郷土  雪しまく峠  髪かざり  菊の系図  壱岐(いき)ノ島(しま)  竹槍(たけやり)  蜜柑畑(みかんばたけ)  二粒の飴(あめ)  萱笠(すげがさ)
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