山本 周五郎
二十三年
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山本周五郎 短編作品
発表年 発表書
昭和 18 (1943) 年 小説日本婦道記
著者名 作品名
山本周五郎 小説日本婦道記  二十三年

時 と 所

江戸時代  若松城下・松山城下

主な人物

Memo

 「おかや、牧二郎もこれで一人前になった」彼はしずかにそう口を切った、「 ・・・今日まで二十三年、新沼の家のためにおまえの尽して呉れた事は大きい、おれが幼弱だった頃のことは父上に聞いたし、物ごころがついてからはおれ自身の眼で見ている、父上のことは云うまい、牧二郎はおまえの力で育ったのだ、牧二郎が今日あることはみんなおまえのおかげだ、有難う」
 「 ・・・・・・ 」 おかやは声を立てずに笑った、それは毎(いつ)もの愚かしい無感動な笑い方である。
                        『二十三年』文中より

収録本

出版社 ISBN
新潮社  新潮文庫 978-4101134086
タイトル
山本周五郎  『小説日本婦道記』  文庫本
収録作品
松の花  箭竹(やだけ)  梅咲きぬ  不断草  藪(やぶ)の蔭(かげ)  糸車  風鈴  尾花川  桃の井戸  墨丸  二十三年

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