雪と泥
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 29 (1954) 年 | オール読物 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 雪と泥 |
時 と 所
江戸時代 江戸市中
主な人物
- おしの 二十一になる 踊り、常磐津、清元などの看板を出したかたちばかりの稽古所で、肌の手入れや髪化粧に時間をつぶし客のお呼びを待つ女たちのひとり
- 小出 折之助(こいで) 二十五歳、五千石の大身旗本小出又左衛門の一人息子 「小出は純真すぎるからな、これまで友達づきあいもあまりしないし、酒も飲まないし、女あそびなんかもしたことがないだろう、学問所では模範生だが武芸は嫌い、── まるっきり世間というものを知らないんだから」
Memo
【蔵宿(くらやど)】
江戸時代の商人。 幕藩領主の蔵米の出納を世話した業者とその店舗(てんぽ)。 (1)江戸では浅草蔵前(くらまえ)で旗本・御家人(ごけにん)の俸禄(ほうろく)米の受領、売却を世話し、高利貸しを行った札差(ふださし)の別称。 (2)金沢藩では藩士知行(ちぎょう)米の管理、出納、販売を請け負った米穀商人をさし、江戸と同じく札差ともよんだ。 (3)大坂では納宿(おさめやど)の別称で、年貢米を運送する船を世話し、水揚げ、御蔵納めの職人の指示などを請け負った商人をいう。 [執筆者:北原 進]
Yahoo!百科事典より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134208 |
タイトル |
山本周五郎 『ひとごろし』 文庫本 | 収録作品 |
壷(つぼ) 暴風雨(あらし)の中 雪と泥 鵜(う) 女は同じ物語 しゅるしゅる 裏の木戸はあいている 地蔵 改訂御定法(ごじょうほう) ひとごろし |
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ひとごろし (新潮文庫)
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