おかよ
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 17 (1942) 年 | 講談雑誌 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | おかよ |
時 と 所
江戸時代(寛永年間) 江戸城下・原城
主な人物
- 印東 弥次郎(いんどう) 父の代から細川家の足軽 十四の年に母を、その翌年に父を喪(うしな)った 孤児になってから一層気弱でひっこみ思案になり、いつも独り法師であった
- おかよ 弥次郎と同じように孤児で、はやくから伯母のやっている茶店で働いていた 茶店は采女(うねめ)の馬場の傍(そば)にあり、すぐ前が細川越中守の中屋敷になっていた
Memo
「きっとお手柄をあそばしますように」 おかよは祈るように云った。 「あなたは千人にぬきんでたお方です、おかよにはそれがよくわかっていました、どうかこのお札を着けていることをお忘れなさいますな、わたくしもお札といっしょにお護(まも)り申しております」
『おかよ』文中より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134246 |
タイトル |
山本周五郎 『深川安楽亭』 文庫本 | 収録作品 |
内蔵允(くらのすけ)留守 蜜柑(みかん) おかよ 水の下の石 上野介正信(こうずけのすけ まさのぶ) 真説吝嗇記(りんしょくき) 百足ちがい 四人囃(よにんばや)し 深川安楽亭 あすなろう 十八条乙 枡落(ますおと)し |
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深川安楽亭 (新潮文庫)
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