凍てのあと
≫ Top page 作家 一覧 へ
山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 31 (1956) 年 | 小説公園 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 凍(い)てのあと |
時 と 所
江戸時代(天明年間) 江戸市中
主な人物
- 栄次 「私は縫箔屋の職人だった」 十二の年に、日本橋の京屋清兵衛の店に奉公にはいり、そこにまる十二年いた 京屋の主婦の姪(めい)おちかと結婚の内約が定まっていたが ・・・
- おろく 栄次の母 「くじゃく店(だな)」と呼ばれている裏店に栄次とくらす 隣りへ越して来た浪人「官さん」の世話をよくする
- 内田 官之介 栄次とは釣り場で知り合う お互いの気にいったようで、二度目に(中井堀で)会ったとき、官之介は栄次に「官と呼んでくれ」と 毎月いちど、今は離れてくらす妻女がおろくを訪ねて来る
Memo
【縫箔(ぬいはく) 】
縫い(刺しゅう)と箔(摺箔(すりはく))を用いて裂地(きれじ)に模様加工をすること。 室町末期から桃山時代を経て江戸前期に至る初期小袖(こそで)染織の時代においては、多彩な絵模様を表す手段として、盛んに用いられた。 こうした技術を業とするのが縫箔屋であったが、後世では、単に刺しゅう屋のことも縫箔屋と称している場合がある。 また、縫箔は、能の装束では模様が縫箔で加工されており、女の役柄が着付け、または腰巻にして用いる衣装の名称になっている。 [執筆者:山辺知行]
Yahoo!百科事典より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134192 |
タイトル |
山本周五郎 『つゆのひぬま』 文庫本 | 収録作品 |
武家草鞋(ぶけわらじ) おしゃべり物語 山女魚(やまめ) 妹の縁談 大納言狐(だいなごんぎつね) 水たたき 凍てのあと つゆのひぬま 陽気な客 |
≫ Amazon
つゆのひぬま (新潮文庫)
へ
出版社 | ISBN |
新潮社 | 4106440393 |
タイトル |
山本周五郎テーマコレクション 『下町(したまち)』 単行本 | 収録作品 |
おたふく 七日七夜 かあちゃん 凍てのあと ちいさこべ ちゃん |
≫ Amazon
下町 (山本周五郎テーマ・コレクション)
へ