燕
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 35 (1960) 年 | オール讀物 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 燕(つばくろ) |
時 と 所
江戸時代 某城下
主な人物
- 佐藤 又左衛門 もと城代家老、佐藤別墅(しょ 別荘、別邸)のあるじ 庄野が江戸家老を辞して帰国したのを機械に、若き日のなかまで夕餉を共にする
- 梶本 源次郎 土佐派の絵師、雅号は枯泉 京から参する
- 渡貫 義兵衛 もと交代寄合の元締(もとじまり)
- 庄野 重太夫 もと江戸家老
- 佐藤 正之助 又左衛門の孫
- 渡貫 藤五 義兵衛の孫
Memo
「ときが来れば」と庄野が云った、「燕も立っていってしまうか」
「しかし来年になれば」と渡貫が云った、「かれらはまた帰って
来るさ」
「若いのは子を伴れてね」と梶本が云った。
又左衛門が杯をあげて、ゆっくりと、云った、
「── 年をとったには、骨になってか」
『燕』文中より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134284 |
タイトル |
山本周五郎 『四日のあやめ』 文庫本 | 収録作品 |
ゆだん大敵 契りきぬ はたし状 貧窮問答 初夜 四日のあやめ 古今集巻之五 燕 榎(えのき)物語 |
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四日のあやめ (新潮文庫)
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出版社 | ISBN |
新潮社 | 4106440334 |
タイトル |
山本周五郎テーマコレクション 『歳月(さいげつ)』 単行本 | 収録作品 |
藪落(やぶおと)し 葦(あし)は見ていた 橋の下 落葉の隣り 燕 榎(えのき)物語 饒舌(しゃべり)り過ぎる |
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歳月 (山本周五郎テーマ・コレクション)
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