あすなろう
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 35 (1960) 年 | 小説新潮 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | あすなろう |
時 と 所
江戸時代 江戸市中
主な人物
- 文次 「あいつは左の腕に、花札の四光の刺青をしている、それで四光の平次と云われているが、二人も人をあやめた凶状持ちだぞ」
- 政 「── てめえみてえな野郎に騙さらる女も女だが、五体揃ったいちにんめえの男が、弱い女を食いものにして、女に泣きをみせて生きてゆくたあ、聞くだけでも肝が煮えるぜ」
- おむら 「その娘は二十六になる、下に妹が二人あって、その二人は嫁にいっちまった、姉のそのおむらというのはいちばん器量よしなんだが、縁不縁というやつか、今日まで売れ残っていたんだ」
Memo
きょうじょう-もち【凶状持(兇状持)】
① 凶悪な罪をおかして追われている者
② 前科者
広辞苑より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134246 |
タイトル |
山本周五郎 『深川安楽亭』 文庫本 | 収録作品 |
内蔵允(くらのすけ)留守 蜜柑(みかん) おかよ 水の下の石 上野介正信(こうずけのすけ まさのぶ) 真説吝嗇記(りんしょくき) 百足ちがい 四人囃(よにんばや)し 深川安楽亭 あすなろう 十八条乙 枡落(ますおと)し |
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深川安楽亭 (新潮文庫)
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出版社 | ISBN |
新潮社 | 4106440326 |
タイトル |
山本周五郎テーマコレクション 『無償(むしょう)』 単行本 | 収録作品 |
落ち梅記 雨あがる 夕靄(ゆうもや)の中 ほたる放生(ほうじょう) 裏の木戸はあいている 深川安楽亭 あすなろう |
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無償 (山本周五郎テーマ・コレクション)
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