宗太兄弟の悲劇
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 3 (1928) 年 | 日本魂 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 宗太兄弟の悲劇 |
時 と 所
江戸時代(文化年間) 江戸城下
主な人物
- 村上 宗太 小笠原掃部の家臣で馬廻役三百石を食(は)む村上宗左衛門の長男 宗左衛門は一昨年の春、小納戸五十石の柳川和助に斬られた
- 村上 宗六 宗左衛門の次男、宗太の弟
Memo
【敵討(かたきうち)】
直接の尊属を殺害した者に対して私刑として復讐を行う制度である。 日本では中世期頃からこの慣行があり、江戸期になって法制化され、仇討ち(あだうち)と呼ばれた。
武士身分の場合は主君の免状を受け、他国へわたる場合には奉行所への届出が必要で、町奉行所の敵討帳に記載され、謄本を受け取る。 無許可の敵討の例もあったが、現地の役人が調査し、敵討であると認められなければ殺人として罪せられた。 また、敵討をした相手に対して復讐をする重敵討は禁止されていた。
ウィキペディア(Wikipedia)より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134437 |
タイトル |
山本周五郎 『花匂う』 文庫本 | 収録作品 |
宗太兄弟の悲劇 秋風不帰 矢押(やのし)の桶(とい) 愚鈍物語 明暗嫁問答 椿説(ちんせつ)女嫌い 花匂う 蘭(らん) 渡(わたる)の求婚 出来ていた青 酒・盃(さかずき)・徳利 |
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花匂う (新潮文庫)
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