山本 周五郎
横笛
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山本周五郎 短編作品
発表年 発表誌
昭和 18 (1943) 年 婦人倶楽部
著者名 作品名
山本周五郎 横笛

時 と 所

江戸時代  江戸城下

主な人物

Memo

 ── いまさらなにを気まぐれな。
 むしろ苦々しく思っていると、半年ほどして師匠をことわってしまった、勘が悪いとみえていつまでしても一の曲があがらないのである、それからは独りで譜をたよりに稽古をして来た、それがよくも飽きないものだと感心するほどいつも同じ曲ばかり吹く、この頃では順蔵は馴れてしまったが、要談をもって来る同志の人々には耳障りになる場合がときどきある、若い時分ならともかく、もう小言をいう年でもないし、そのうちには自分で気がつくであろうと捨てておいたが、とうとう今日は云わずにはいられなかったのである。
                      『横笛』文中より

収録本

出版社 ISBN
新潮社  新潮文庫 978-4101134536
タイトル
山本周五郎  『髪かざり』  文庫本
収録作品
笄堀(こうがいぼり)  忍緒(しのびのお)  襖(ふすま)  春三たび  障子  阿漕(あこぎ)の浦  頬(ほお)  横笛  郷土  雪しまく峠  髪かざり  菊の系図  壱岐(いき)ノ島(しま)  竹槍(たけやり)  蜜柑畑(みかんばたけ)  二粒の飴(あめ)  萱笠(すげがさ)
Amazon  髪かざり (新潮文庫) 

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