山本 周五郎
扇野
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山本周五郎 短編作品
発表年 発表誌
昭和 29 (1954) 年 面白倶楽部
著者名 作品名
山本周五郎 扇野(おうぎの)

時 と 所

江戸時代  鳥羽城下

主な人物

Memo

 襖絵の主題は金右衛門の註文で、「武蔵野の冬」ということになり、栄三郎にも気にいった図柄だったので、五月の中旬には下絵が出来あがった。 けれども、そこで、四五日まをおいて見ると、なにかしら足りないものがある、── 人影のない枯野、というのが彼の覘(ねら)いで、動くものは野茨の枝の鶫(つぐみ)一羽だけであった。 一(ひ)と棟の家も入れてはならないし、まして人物などは絶対に入れてはならないのであった。
 ── ではなにが足りないのか、なにをそこへ描き加えたらいいのか。
                       『扇野』文中より

収録本

出版社 ISBN
小学館 4096772054
タイトル
山本周五郎中短篇秀作選集 5  『発つ』  単行本
収録作品
野分(のわき)  契りきぬ  はたし状  雨あがる  よじょう  四人噺(よにんばや)し  扇野  三十ふり袖  鵜(う)  水たたき  将監(しょうげん)さまの細みち  枡落(ますおと)し
出版社 ISBN
新潮社  新潮文庫 978-4101134345
タイトル
山本周五郎  『扇野(おうぎの)』  文庫本
収録作品
夫婦の朝  合歓木(ねむ)の蔭(かげ)  おれの女房  めおと蝶  つばくろ  扇野  三十ふり袖  滝口  超過勤務
Amazon  扇野 (新潮文庫) 

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