嘘ァつかねえ
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 25 (1950) 年 | オール讀物 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 嘘ァつかねえ |
時 と 所
江戸時代 江戸市中
主な人物
- 信吉 まる二年近く、「やなぎ屋」に通っている
- 松 年は三十七、妻と子供が三人 今は人足に雇われている
Memo
この横丁の馬道からはいった左側の空地に、夜になると「やなぎ屋」という袖行燈を掛けて、煮込みかん酒を売る店が出た。 夕方になると六十五六になる爺さんが車屋台を曳いて来て、葭簾(よしず)で三方を囲い、腰掛けを二つ並べて商売を始める。
『嘘ァつかねえ』文中より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134093 |
タイトル |
山本周五郎 『日日平安(にちにちへいあん)』 文庫本 | 収録作品 |
城中の霜 水戸梅譜 嘘ァつかねえ 日日平安 しじみ河岸(がし) ほたる放生(ほうじょう) 末っ子 屏風(びょうぶ)はたたまれた 橋の下 若き日の摂津守 失蝶記(しっちょうき) |
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日日平安 (新潮文庫)
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