山本 周五郎
みずぐるま
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山本周五郎 短編作品
発表年 発表誌
昭和 29 (1954) 年 面白倶楽部
著者名 作品名
山本周五郎 みずぐるま

時 と 所

江戸時代(明和年間)  三河のくに岡崎城下・江戸城下

主な人物

Memo

「薙刀(なぎなた)まで持ち出してか」
 和次郎は苦笑した。 若尾は慌てて、うしろに隠していた薙刀をもっと隠そうとしながら赤くなった。
「いいえ、これは、これはいま、ちょっと稽古をしようと思って、それで」
「新しい手の稽古か」 と和次郎は笑いながら云った、「おまえ新しい水車の手を編みだすと云って、たいそう張切っていたそうじゃないか」
「親方は、そんなことまで申上げましたの」
「編みださないまえでよかったと思うね」 と和次郎は云った、「若尾はどうかすると、姫君にまでそれを教えかねないからな」
                       『みずぐるま』文中より

収録本

出版社 ISBN
新潮社  新潮文庫 978-4101134147
タイトル
山本周五郎  『おさん』  文庫本
収録作品
青竹  夕霞(ゆうもや)の中  みずぐるま  葦(あし)は見ていた  夜の辛夷(こぶし)  並木河岸(なみきがし)  その木戸を通って  おさん  偸盗(ちゅうとう)  饒舌(しゃべ)り過ぎる
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