山本 周五郎
こんち午の日
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山本周五郎 短編作品
発表年 発表誌
昭和 31 (1956) 年 オール讀物
著者名 作品名
山本周五郎 こんち午(うま)の日

時 と 所

江戸時代  江戸市中

主な人物

Memo

 彼は節くれた指で眼を拭いた。
 まあいい、これでわかった、と歩きながら塚次は思った。 云われたとおり日を定めて売ろう、ふだんは店だけで売る、そして定まった日だけ外廻りに持って出る。 「今日は冬至だから」とか「今日は甲子(きのえね)だから」とか、そうだ、もの日に当てて売ることにしよう。 そうか、もの日がいいか、と彼は首を捻(ひね)った。
                   『こんち午の日』文中より

収録本

出版社 ISBN
小学館 4096772011
タイトル
山本周五郎中短篇秀作選集 1  『待つ』  単行本
収録作品
内蔵允留守(くらのすけるす)  柘榴(ざくろ)  山茶花帖(さざんかちょう)  柳橋物語(やなぎばしものがたり)  つばくろ  追いついた夢  ぼろと釵(かんざし)  女は同じ物語  裏の木戸はあいている  こんち午の日  ひとでなし
出版社 ISBN
新潮社  新潮文庫 978-4101134079
タイトル
山本周五郎  『大炊介始末(おおいのすけしまつ)』  文庫本
収録作品
ひやめし物語  山椿(やまつばき)  おたふく  よじょう  大炊介始末  こんち午の日  なんの花か薫る  牛  ちゃん  落葉の隣り
Amazon  大炊介始末 (新潮文庫) 
出版社 ISBN
新潮社 4106440385
タイトル
山本周五郎テーマコレクション  『抵抗(ていこう)』  単行本
収録作品
契りきぬ  しじみ河岸(がし)  なんの花か薫る  こんち午の日  将監(しょうげん)さまの細みち  つゆのひぬま

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