凌霄花
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 28 (1953) 年 | 講談倶楽部 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 凌霄花(のうぜんかずら) |
時 と 所
江戸時代 某城下
主な人物
- 滝口 高之助 千八百石の城代家老新右衛門の一人っ子 滝口家は勤倹でつましい家風であるが、母その女(じょ)は五百石の番頭五十嵐の家に育ったのに暢気でおうようで、嫁して暫くは「勤倹」な風習が守られていたが、高之助が生れてまもなく「津の国屋」でしばしば好みの衣類などを誂えるようになった
- ひさ江 城下でいちばんの呉服太物商で藩の金御用も勤める「津の国屋」のひとり娘 その女に伴(つ)れられて来る高之助と広い庭に出て二人で遊んだ
Memo
【ノウゼンカズラ】
ノウゼンというのは凌霄の字音によるといわれる(古くはノウセウと読まれた)。 夏の暑い時期にハッとするような鮮やかな色の花を付けるところから、この花の名前が来ているともされる。
ウィキペディア(Wikipedia)より
収録本
出版社 | ISBN |
小学館 | 4096772046 |
タイトル |
山本周五郎中短篇秀作選集 4 『結ぶ』 単行本 | 収録作品 |
初蕾(はつつぼみ) むかしも今も おれの女房 寒橋(さむさばし) 夕靄(ゆうもや)の中 秋の駕籠 凌霄花 四日のあやめ かあちゃん 並木河岸 おさん 「ひとごろし」 |
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結ぶ (山本周五郎中短篇秀作選集 4)
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出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134369 |
タイトル |
山本周五郎 『あんちゃん』 文庫本 | 収録作品 |
いさましい話 菊千代抄 思い違い物語 七日七夜 凌霄花 あんちゃん ひとでなし 藪落(やぶおと)し |
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あんちゃん (新潮文庫)
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