野分
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 21 (1946) 年 | 講談雑誌 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 野分(のわけ) |
時 と 所
江戸時代 江戸城下
主な人物
- 楢岡 又三郎(ならおか) 出羽のくに新庄藩の侍 物頭(ものがしら)楢岡兵庫の二男として育つ
- お紋 ようやく十七くらい 又三郎が一年ほどまえに知って以来の馴染みの料理茶屋「蔦萬」で彼の給仕の受持、又三郎にとっては顔を覚えているという程度で、名も知らず興味もなかったが ・・・
- 藤七 お紋の祖父、息子夫婦に先立たれ路地裏で孫娘と二人で暮らす 腕のいい植木職だったが、七十幾つのいまはほんの手伝い稼ぎしかできないとか
Memo
の‐わき【野分き】
1. 《野の草を風が強く吹き分ける意》
秋から冬にかけて吹く暴風。 特に、二百十日・二百二十日前後に吹く台風。 のわきのかぜ。 のわけ。 《季 秋》「吹きとばす石は浅間の―かな/芭蕉」
2. 源氏物語第28巻の巻名。
光源氏36歳。 野分きの吹き荒れたあと、夕霧の見た紫の上や明石の姫君のようすなどを述べる。
Yahoo!辞書より
収録本
出版社 | ISBN |
小学館 | 4096772054 |
タイトル |
山本周五郎中短篇秀作選集 5 『発つ』 単行本 | 収録作品 |
野分 契りきぬ はたし状 雨あがる よじょう 四人噺(よにんばや)し 扇野(おうぎの) 三十ふり袖 鵜(う) 水たたき 将監(しょうげん)さまの細みち 枡落(ますおと)し |
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発つ (山本周五郎中短篇秀作選集 5)
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出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134154 |
タイトル |
山本周五郎 『おごそかな渇き』 文庫本 | 収録作品 |
蕭々(しょうしょう)十三年 紅梅月毛(つきげ) 野分 雨あがる かあちゃん 将監(しょうげん)さまの細みち 鶴(つる)は帰りぬ あだこ もののけ おごそかな渇き |
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おごそかな渇き (新潮文庫)
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出版社 | ISBN |
新潮社 | 4106440377 |
タイトル |
山本周五郎テーマコレクション 『恋慕(れんぼ)』 単行本 | 収録作品 |
野分 菊千代抄 あんちゃん 鶴は帰りぬ やぶからし おさん |
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恋慕 (山本周五郎テーマ・コレクション)
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