桃の井戸
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表書 |
昭和 18 (1943) 年 | 小説日本婦道記 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 小説日本婦道記 桃の井戸 |
時 と 所
江戸時代 江戸城下・越後長岡城下
主な人物
- 長橋のおばあさま 藩の医家長橋道意(みちおき)の祖母、名は千鶴(ちづる)女 八十七歳で亡くなる 琴とは歌が縁で知己となり、心の柱と慕われる
- 保持 琴(ほじ こと) 奉行評定所の書役本締保持忠太夫のむすめ、のちに二十歳で御側勘定役萩原直弥ののちぞいに 一年前に母に死別して遺された七歳と四歳になる男児の継母となる
Memo
弔問の客があとから絶えないので、ながくは御遺骸のお伽をしている暇(いとま)もなかった、そして廊下に出て来ると、いつもの癖でふと庭さきの桃の井戸へ眼をひかれた。
『桃の井戸』文中より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134086 |
タイトル |
山本周五郎 『小説日本婦道記』 文庫本 | 収録作品 |
松の花 箭竹(やだけ) 梅咲きぬ 不断草 藪(やぶ)の蔭(かげ) 糸車 風鈴 尾花川 桃の井戸 墨丸 二十三年 |
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小説日本婦道記 (新潮文庫)
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出版社 | ISBN |
新潮社 | 4106440318 |
タイトル |
山本周五郎テーマコレクション 『風雪(ふうせつ)』 単行本 | 収録作品 |
小説日本婦道記(抄) 松の花 不断草 糸車 桃の井戸 菅笠 城中の霜 内蔵充(くらのすけ)留守 生きている源八 菊屋敷 武家草履(ぶけわらじ) 晩秋 上野介正信(こうずけのすけ まさのぶ) |
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風雪 (山本周五郎テーマ・コレクション)
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