酔いどれ次郎八
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 13 (1938) 年 | 冨士 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 酔いどれ次郎八 |
時 と 所
江戸時代 薩摩・播州龍野城下
主な人物
- 矢作 次郎八(やはぎ) 藩主脇坂安政(わきざか やすまさ)の厳命で御預りの名剣兼光(かねみつ)を奪って出奔した杉原喜兵衛を、岡田千久馬(ちくま)と共に薩摩島津家へ追い見事斬って取り長船兼光も取り戻したが、薩摩藩独特の非常警備の素早さに退路を断たれてしまう ・・・
- ゆき江 茅野総造の娘、次郎八の許婚(いいなずけ)
Memo
【刎頸の交わり (ふんけいのまじわり) 】
頸(くび)を刎(は)ねられても悔いない親密な交友という意で、生死をともにする親しい間柄をいう。
中国、戦国時代の趙(ちよう)の武将廉頗(れんぱ)は、藺相如(りんしょうじょ)が秦(しん)との外交交渉に成功を収めて帰国し、自分より上位の上卿になったのを怒って、彼を路上で辱めようとしたが、藺はこれをよく忍んで逃げ隠れ、「両虎(りょうこ)相争い国家を危うくする」 と語った。 のちにこれを伝え聞いた廉は大いに恥じ、藺の門に至って謝罪し、「卒(つい)に相与(あいとも)に驩(かん)して、刎頸の交をなす」 と伝える 『史記』 「廉頗藺相如伝」 の故事による。 [執筆者:田所義行]
Yahoo!百科事典より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134567 |
タイトル |
山本周五郎 『酔いどれ次郎八』 文庫本 | 収録作品 |
彦四郎実記 浪人一代男 牡丹(ぼたん)花譜 酔いどれ次郎八 武道仮名暦(かなごよみ) 烏(からす) 与茂七(よもしち)の帰藩 あらくれ武道 江戸の土圭師(とけいし) 風格 人間紛失 |
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酔いどれ次郎八 (新潮文庫)
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