枡落し
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 42 (1967) 年 | 小説新潮 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 枡落(ますおと)し |
時 と 所
江戸時代 江戸市中
主な人物
- おみき 職人も七人かかえた「鼈甲(べっこう)」の店をしていた新五郎のむすめ、母親は三歳のとき死んだそうだが父の心はその母のことでいっぱいだった 十六歳のとき父が見込んだ職人で七つ違いの千太郎を婿養子にしたが、新五郎が四十歳そこそこで亡くなると ...
- おうめ 十七歳、おみき夫婦のむすめ
- 芳造 二十三歳、鼈甲屋「伊予邑(むら)」の職人 おきみは「たいまいの甲羅」から切りだした鼈甲生地を「伊予邑」に渡していた 芳造は小僧のころからおきみのところに出入りしてきたが一番の職人になったいまでも自分で生地を取りに来る、以来おうめとは兄妹のように仲が良かった
Memo
ますおとし【枡落(と)し・升落(と)し】
鼠(ねずみ)取りの仕掛けの一。 枡を斜め下向きにして棒で支え、中に餌(えさ)をおいて、鼠がふれると枡が落ちて捕らえるようにしたわな。
Yahoo!辞書より
収録本
出版社 | ISBN |
小学館 | 4096772054 |
タイトル |
山本周五郎中短篇秀作選集 5 『発つ』 単行本 | 収録作品 |
野分(のわけ) 契りきぬ はたし状 雨あがる よじょう 四人噺(よにんばや)し 扇野(おうぎの) 三十ふり袖 鵜(う) 水たたき 将監(しょうげん)さまの細みち 枡落し |
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発つ (山本周五郎中短篇秀作選集 5)
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出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134246 |
タイトル |
山本周五郎 『深川安楽亭』 文庫本 | 収録作品 |
内蔵允(くらのすけ)留守 蜜柑(みかん) おかよ 水の下の石 上野介正信(こうずけのすけ まさのぶ) 真説吝嗇記(りんしょくき) 百足ちがい 四人囃(よにんばや)し 深川安楽亭 あすなろう 十八条乙 枡落し |
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深川安楽亭 (新潮文庫)
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