染血桜田門外
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 2 (1927) 年 | (同人誌) |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 染血桜田門外 |
時 と 所
江戸時代 江戸城下
主な人物
- 水戸の浪士 高橋、金子、佐野、野村をはじめ二十七人
- 井伊の共連れ 片桐をはじめ北、川原、永田、松井等三十余人
Memo
【桜田門外の変(さくらだもんがいのへん)】
安政7年3月3日(1860年3月24日)、江戸城桜田門外(東京都千代田区)にて水戸藩の浪士らが大老・井伊直弼の行列を襲撃し暗殺した事件である。
死傷者と処分
襲撃側のうち、最初に駕籠目掛けて斬り込んだ稲田重蔵は河西に斬り倒され即死。 有村次左衛門のほか広岡小之次郎、山口辰之介、鯉渕要人は彦根藩士たちの必死の反撃で重傷を負い、他の藩邸に自首したのち自刃した。 他の者も多くは自首したり捕縛された後に殺害されたり、獄死している。 増子金八と海後磋磯之介は潜伏して明治期まで生き延びた。
井伊家の側は直弼以外に8人が死亡(即死者4人、後に死亡した者4人)し、13人が負傷した。 死亡者の家には跡目相続が認められたが、直弼の護衛に失敗した生存者に対しては、2年後の1862年(文久2年)に処分が下された。 草刈鍬五郎など重傷者は減知のうえ、藩領だった下野の佐野に流され揚屋に幽閉される。 軽傷者は全員切腹が命じられ、無疵の者は士分から駕篭かきにいたるまで全員が斬首、家名断絶となった。 処分は本人のみならず親族に及び、江戸定府の家臣を国許が抑制することとなった。
ウィキペディア(Wikipedia)より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134635 |
タイトル |
山本周五郎 『怒(いか)らぬ慶之助(けいのすけ)』 文庫本 | 収録作品 |
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怒らぬ慶之助 (新潮文庫)
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