菊屋敷
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表書 |
昭和 20 (1945) 年 | 書き下ろし 菊屋敷 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 菊屋敷 |
時 と 所
江戸時代 信濃国松本城下
主な人物
- 黒川 志保 信州藩士で儒官を勤めた黒川一民の娘 父亡きあと男子がなく家は絶えることになるも藩主の特旨で栢(かしわ)村の屋敷に添えて終生五人扶持を賜わり、志保には村塾を続けてゆくようにとの命がさがる
- 園部 小松 志保の妹 栢村の塾生だった越後のくに高田藩士園部晋吾にとつぎ、晋太郎とのちに健二郎をもうける
Memo
【菊屋敷】
庭はずれの垣の外を、城下へ荷を積んでゆくのだろう、四五人の農夫たちが通りかかった、「ああよく匂うな、菊屋敷の菊が咲きだしたぞ」 ・ ・ ・
『菊屋敷』文中より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 | 4106440318 |
タイトル |
山本周五郎テーマコレクション 『風雪(ふうせつ)』 単行本 | 収録作品 |
小説日本婦道記(抄) 松の花 不断草 糸車 桃の井戸 菅笠 城中の霜 内蔵充(くらのすけ)留守 生きている源八 菊屋敷 武家草履(ぶけわらじ) 晩秋 上野介正信(こうずけのすけ まさのぶ) |
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風雪 (山本周五郎テーマ・コレクション)
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