山本 周五郎
大将首
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山本周五郎 短編作品
発表年 発表誌
昭和 15 (1940) 年 キング
著者名 作品名
山本周五郎 大将首

時 と 所

江戸時代  岡崎城下

主な人物

Memo

「・・・ 七年余日浪々の生活は貧苦のどん底であった、妻はよくそれに耐えてくれた、一放流の剣を以て認められるまでは、仕官はせぬという拙者の望みを尊重して、粥も啜(すす)れぬ日にさえ耐忍んでくれた。 ・・・ この二月はじめのことだ、同じような浪士に出会い、苦しい生き方の話をしているとどうにも酒が呑みたくなり、無理を承知で酒を買えと命じた。 ・・・ 妻は機嫌よく酒を買ってくれた。 ・・・ 男は馬鹿なもので、時にはそんな無理が通るものと思う、妻は酒を買ってくれたが、・・・ それは自分の、・・・ 黒髪を切って売った金だった」
                       『大将首』文中より

収録本

出版社 ISBN
新潮社  新潮文庫 978-4101134550
タイトル
山本周五郎  『人情武士道』  文庫本
収録作品
曾我平九郎(そがへいくろう)  癇癪料(かんしゃくりょう)二十四万石  竹槍(たけやり)念仏  風車  驕(おご)れる千鶴(ちづる)  武道用心記  しぐれ傘  竜(りゅう)と虎(とら)  大将首  人情武士道  猿耳(えんじ)  家常茶飯
Amazon  人情武士道 (新潮文庫) 

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