水たたき
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 30 (1955) 年 | 面白倶楽部 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 水たたき |
時 と 所
江戸時代 江戸市中
主な人物
- 辰造 父の代からの料理屋「よし村」の主人 汁椀と刺身は自分で作り皿や鉢などを点検する、また先代からの定(きま)りで、身支度ができると八人いる女中たちは必ず手爪先から化粧の仕方まで辰造の点検を受ける
- おうら 辰造が三十三のとき、十七で女房に 「紋重」という同業のうちの女中をしていた 両親もきょうだいもなく、みよりは母方の叔母が一人いるきり
Memo
【四万六千日(しまんろくせんにち)】
観音さまのご縁日は「毎月18日」と伝承されてきましたが、これとは別に室町時代以降に「功徳日(くどくび)」と呼ばれる縁日が新たに加えられました。 月に一日設けられたこの日に参拝すると、百日分、千日分の参拝に相当するご利益(功徳)が得られると信仰されてきました。 中でも7月10日の功徳は千日分と最も多く、「千日詣で」と呼ばれていましたが、浅草寺では享保年間(1716~1736)ごろより「四万六千日」と呼ばれるようになり、そのご利益は46,000日分(約126年分)に相当するといわれるようになりました。 (この四万六千という数については「米一升分の米粒の数が46,000粒にあたり、一升と一生をかけた」など諸説ございますが、定説はありません)
あさくさかんのん 浅草寺(せんそうじ) ホームページより
収録本
出版社 | ISBN |
小学館 | 4096772054 |
タイトル |
山本周五郎中短篇秀作選集 5 『発つ』 単行本 | 収録作品 |
野分(のわけ) 契りきぬ はたし状 雨あがる よじょう 四人噺(よにんばや)し 扇野(おうぎの) 三十ふり袖 鵜(う) 水たたき 将監(しょうげん)さまの細みち 枡落(ますおと)し |
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発つ (山本周五郎中短篇秀作選集 5)
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出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134192 |
タイトル |
山本周五郎 『つゆのひぬま』 文庫本 | 収録作品 |
武家草鞋(ぶけわらじ) おしゃべり物語 山女魚(やまめ) 妹の縁談 大納言狐(だいなごんぎつね) 水たたき 凍(い)てのあと つゆのひぬま 陽気な客 |
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つゆのひぬま (新潮文庫)
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出版社 | ISBN |
新潮社 | 4106440342 |
タイトル |
山本周五郎テーマコレクション 『夫婦(ふうふ)』 単行本 | 収録作品 |
おれの女房 寒橋(さむさばし) 四日のあやめ 妻の中の女 水たたき 並木河岸(なみきがし) 古今集巻之五 |
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夫婦 (山本周五郎テーマ・コレクション)
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