怒る新一郎
≫ Top page 作家 一覧 へ
山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
不詳 | 不詳 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 怒(いか)る新一郎 |
時 と 所
江戸時代 岡山城下
主な人物
- 谷沢 新一郎(たにざわ) 備前岡山藩の大横目役矢沢十兵衛の甥(おい) 癇癖(かんぺき)を起しやすく喧嘩早いのが祟って江戸詰から国許に帰されたばかり
- 矢沢 荻江(おぎえ) 十兵衛の一人娘 大横目の筆頭心得(こころえ)瓜生紺之輔との間に縁談話が
Memo
「また不愉快なことが起ったらこう思え、いい気持だ、なにも不平はないじゃないか、ああさばさばした気持だ ・・・ こう三遍云ってみろ、そうすれば自然と心が明るくなる。 他人に対してもそうだ。 あいつは厭(いや)な奴だと思うからいかん、あの男にも良いところはある、誰がなんといってもおれはあの男が好きだ、なかなか好人物じゃないかと考えるがいい、つまりそれが堪忍であり我慢というものだ」
『怒る新一郎』文中より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134635 |
タイトル |
山本周五郎 『怒(いか)らぬ慶之助(けいのすけ)』 文庫本 | 収録作品 |
小さいミケル 染血桜田門外 如林寺(にょりんじ)の嫁 茅寺由来(かやでらゆらい) 黒襟飾(くろねくたい)組の魔手 怒らぬ慶之助 長州陣夜話 猫眼レンズ事件 翼ある復讐鬼(ふくしゅうき) 縛られる権八(ごんぱち) 千代紙行燈(あんどん) 武道絵手本 紀伊(きい)快男子 雪崩(なだれ) 挟箱(はさみばこ)・外二編 女ごころ 怒る新一郎 |
≫ Amazon
怒らぬ慶之助 (新潮文庫)
へ