烏
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 15 (1940) 年 | 少女の友 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 烏(からす) |
時 と 所
江戸時代 美作(みまさか)ノ国津山の鷲尾山中腹
主な人物
- お文(ぶん) 猪狩りの名人で「野猪(のじし)の太兵衛」と云われる猟人(かりゅうど)の娘で、十七になる
- 梶 金之助 十五で、京都の土佐屋敷にいる足軽の子 のちに大阪鎮台に勤務する陸軍中尉に
Memo
・・・ お文は此処で生まれ、此処で育って来たのだけれど、感じ易い乙女心に変りはなく、独りで留守をする晩などはしみいるような淋しさに襲われる、・・・ そんなとき、少しでも慰め相手になるようにと、去年の夏太兵衛は一羽の子烏を拾って来て与えた。
『烏』文中より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134567 |
タイトル |
山本周五郎 『酔いどれ次郎八』 文庫本 | 収録作品 |
彦四郎実記 浪人一代男 牡丹(ぼたん)花譜 酔いどれ次郎八 武道仮名暦(かなごよみ) 烏 与茂七(よもしち)の帰藩 あらくれ武道 江戸の土圭師(とけいし) 風格 人間紛失 |
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酔いどれ次郎八 (新潮文庫)
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