四日のあやめ
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 29 (1954) 年 | オール讀物 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 四日のあやめ |
時 と 所
江戸時代(寛保年間) 岡崎城下
主な人物
- 五大 主税介(ちからのすけ) 馬廻りの二百二十石 隈江流という刀法の達者で藩の道場「精明館」の師範をしていた
- 千世 主税介の妻 実家の兄江木重三郎は納戸役百九十石、学問所で主税介と知りあいひところは互いに招いたり招かれたり 千世は彼に恋をして結婚した
Memo
【節句(せっく)】
伝統的な年中行事を行う季節の節目となる日のこと。 節供(せっく)とも。 特に中国大陸から伝わった暦の上の風習のものをいう。
古くは節日(せちにち)といい、節日には朝廷において節会と呼ばれる宴会が開かれた。 日本の生活に合わせてアレンジされていくつもの節日が伝わっていたが、そのうちの5つを江戸時代に幕府が公的な行事・祝日として定めたのが節供である。
人日(じんじつ)
1月7日、七草
上巳(じょうし/じょうみ)
3月3日、桃の節句、雛祭り
端午(たんご)
5月5日、菖蒲の節句
七夕(しちせき/たなばた)
7月7日、たなばた、星祭り、竹・笹
重陽(ちょうよう)
9月9日、菊の節句
【六日の菖蒲、十日の菊(むいかのあやめ、とおかのきく)】
当日までは価値があるが、その日を過ぎると一気に価値がなくなる意味。 転じて、時期を逸して価値のなくなった状態を指す。 例えば、クリスマスのケーキや飾り付けが12月25日を過ぎると投げ売りされる事と同様の意味合いである。
ウィキペディア(Wikipedia)より
収録本
出版社 | ISBN |
小学館 | 4096772046 |
タイトル |
山本周五郎中短篇秀作選集 4 『結ぶ』 単行本 | 収録作品 |
初蕾(はつつぼみ) むかしも今も おれの女房 寒橋(さむさばし) 夕靄(ゆうもや)の中 秋の駕籠 凌霄花(のうぜんかずら) 四日のあやめ かあちゃん 並木河岸 おさん 「ひとごろし」 |
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結ぶ (山本周五郎中短篇秀作選集 4)
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出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134284 |
タイトル |
山本周五郎 『四日のあやめ』 文庫本 | 収録作品 |
ゆだん大敵 契りきぬ はたし状 貧窮問答 初夜 四日のあやめ 古今集巻之五 燕(つばくろ) 榎(えのき)物語 |
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四日のあやめ (新潮文庫)
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出版社 | ISBN |
新潮社 | 4106440342 |
タイトル |
山本周五郎テーマコレクション 『夫婦(ふうふ)』 単行本 | 収録作品 |
おれの女房 寒橋(さむさばし) 四日のあやめ 妻の中の女 水たたき 並木河岸(なみきがし) 古今集巻之五 |
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夫婦 (山本周五郎テーマ・コレクション)
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