糸車
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表書 |
昭和 18 (1943) 年 | 小説日本婦道記 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 小説日本婦道記 糸車 |
時 と 所
江戸時代 信濃のくに松代城下・松本城下
主な人物
- 依田 啓七郎(よだ) 松代藩につかえる五石二人扶持の軽いさむらい 二年前に卒中を病んで勤めをひき今では殆(ほと)んど寝たり起きたりの状態
- お高 十九歳、啓七郎のむすめ 父の看護弟のせわや家事のいとまを偸(ぬす)んで藩の産物木綿糸を内職に繰り生計を助ける
- 松之助 十歳、お高の弟 名義だけ家督を継いでいたが元服もしていないのでさがるお扶持は半分ほど 母は三つの年に亡くなっている
Memo
ふち【扶持】
(名)スル
[1] たすけること。 面倒をみること。
[2] 武家の主君が家臣に与えた給与の一種。
江戸時代には一日玄米五合を一日扶持とし、
これを標準に何人扶持と称して
一年間分の米や金が下級武士に与えられた。
[3] 俸禄を与えて家臣として抱えること。
[4] 扶持米。 転じて、食糧、食い扶持などの意。
Yahoo!辞書より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134086 |
タイトル |
山本周五郎 『小説日本婦道記』 文庫本 | 収録作品 |
松の花 箭竹(やだけ) 梅咲きぬ 不断草 藪(やぶ)の蔭(かげ) 糸車 風鈴 尾花川 桃の井戸 墨丸 二十三年 |
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小説日本婦道記 (新潮文庫)
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出版社 | ISBN |
新潮社 | 4106440318 |
タイトル |
山本周五郎テーマコレクション 『風雪(ふうせつ)』 単行本 | 収録作品 |
小説日本婦道記(抄) 松の花 不断草 糸車 桃の井戸 菅笠 城中の霜 内蔵充(くらのすけ)留守 生きている源八 菊屋敷 武家草履(ぶけわらじ) 晩秋 上野介正信(こうずけのすけ まさのぶ) |
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風雪 (山本周五郎テーマ・コレクション)
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