山本 周五郎
砦山の十七日
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山本周五郎 短編作品
発表年 発表誌
昭和 28 (1953) 年 サンデー毎日増刊号
著者名 作品名
山本周五郎 砦山(とりでやま)の十七日

時 と 所

江戸時代(宝暦年間)  某城下・砦山

主な人物

Memo

「松尾さんは砦山を知ってますか」
「砦山、── ああ知ってます」
「われわれはあそこで待つことにしましょう、あそこなら十月末までは人も近寄らないし、設備はできているし、かれらにすぐ発見されることもないと思うんですが」
「それがいい、砦山にしよう」 と哲太郎が云った、「ところで江戸までどのくらいで往(い)って来られるかね」
「乗り継ぎでとばすから早ければ十日、おそくとも十五日あれば充分だと思う」 新六は他の五人を見た、「── こういうわけだから、私が帰るまで砦山で待っていてくれ、一人でも欠けると証言するばあい困る、どんなことが起こっても必ず七人で待っていてくれ」
                    『砦山の十七日』文中より

収録本

出版社 ISBN
新潮社  新潮文庫 978-4101134239
タイトル
山本周五郎  『松風の門』  文庫本
収録作品
松風の門  鼓(つづみ)くらべ  狐(きつね)  評釈堪忍記  失恋第五番  湯治  ぼろと釵(かんざし)  砦山の十七日  夜の蝶(ちょう)  釣忍(つりしのぶ)  月夜の眺(なが)め  薊(あざみ)  醜聞
Amazon  松風の門 (新潮文庫) 

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