水の下の石
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山本周五郎 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 19 (1944) 年 | 武士道 |
著者名 | 作品名 |
山本周五郎 | 水の下の石 |
時 と 所
戦国時代(天正年間) 駿東郡足高山麓興福寺城
主な人物
- 竹沢 図書助(ずしょのすけ) 徳川家康の旗本鳥居本忠(もとただ)の家臣 小弥太らの隊の旗がしら
- 加行 小弥太(かぎょう) 旧(ふる)くから鳥居家に属する足軽の子で二十二歳、鉄砲組の一兵 二歳年長の鉄砲組十人がしら安倍大七とは幼な友達だった
Memo
「・・・ つれてまいる者はわたくしに選ばせて頂けますか」 「よかろう、しかし誰々をつれてゆくか」 大七はすぐに五人の名をあげた、図書助は黙って頷いていたが、さいごに加行小弥太というのを聞くと眉をひそめた、そしてもの問いたげにこちらを見た、大七はその眼に気づかぬような顔で平然と相手を見かえしていた。
『水の下の石』文中より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101134246 |
タイトル |
山本周五郎 『深川安楽亭』 文庫本 | 収録作品 |
内蔵允(くらのすけ)留守 蜜柑(みかん) おかよ 水の下の石 上野介正信(こうずけのすけ まさのぶ) 真説吝嗇記(りんしょくき) 百足ちがい 四人囃(よにんばや)し 深川安楽亭 あすなろう 十八条乙 枡落(ますおと)し |
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深川安楽亭 (新潮文庫)
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