馬五郎焼身
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藤沢周平 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 49 (1974) 年 | 問題小説 |
著者名 | 作品名 |
藤沢周平 | 馬五郎焼身 |
時 と 所
江戸時代 江戸市中
主な人物
- 馬五郎 木場人足 十二年前、おつぎと所帯を持ったころは、酒も博奕もやらない生真面目な男だった 六年前、女房を叩き出したあとはひとりで暮らし、裏店では乱暴者の熊さんで通っていた 毛深い大男だった
- おつぎ 馬五郎の別れた女房 料理茶屋に住み込んで働いて、別れた後もひとりで来た
Memo
二年目に子供が生れた。 女の子でお加代と名づけた。 目が細く色白で、小さな口もとは母親のおつぎにそっくりだった。 父親に似なくてよかったと、裏店の人たちは笑ったものである。 夫婦はお加代を可愛がり、とりわけ馬五郎は仕事が休みのときなどは、どこに行くにも懐に包み込むようにお加代を抱き込んで出歩いた。
お加代が四つになった春、突然の不幸がこの家を襲った。 その日お加代を連れて猿江町の親戚を訪ねたおつぎは、帰りに横川の河岸で知り合いに逢った。 相手の女と道端で長話になり、話に夢中になり、子供のことを忘れた。
『馬五郎焼身』文中より
収録本
出版社 | ISBN |
文藝春秋 文春文庫 | 978-4167192419 |
タイトル |
藤沢周平 『暁のひかり』 文庫本 | 収録作品 |
暁のひかり 馬五郎焼身 おふく 穴熊 しぶとい連中 冬の潮 |
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暁のひかり (文春文庫)
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出版社 | ISBN |
文藝春秋 | 978-4163628202 |
タイトル |
藤沢周平短篇傑作選 2 『父と呼べ』 単行本 | 収録作品 |
賽子無宿 帰郷 恐喝 父と呼べ 闇の梯子 入墨 馬五郎焼身 おふく 穴熊 |
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父と呼べ (藤沢周平短篇傑作選 2)
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出版社 | ISBN |
文藝春秋 | 978-4163642109 |
タイトル |
藤沢周平全集 第一巻 単行本 | 収録作品 |
溟(くら)い海 囮(おとり) 賽子無宿(さいころむしゅく) 黒い縄 帰郷 恐喝 夜が軋(きし)む 割れた月 闇の梯子 父(ちゃん)と呼べ 疑惑 密告 入墨 馬五郎焼身 旅の誘(いざな)い 鬼 おふく 霜の朝 時雨(しぐれ)のあと 穴熊 冬の終りに |
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藤沢周平全集 第一巻
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