藤沢 周平
証拠人
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藤沢周平 短編作品
発表年 発表誌
昭和 48 (1973) 年 小説新潮
著者名 作品名
藤沢周平 証拠人

時 と 所

江戸時代  鶴ヶ岡城下・忍城下 ほか

主な人物

Memo

「先年せきがはら御ぢんの砌(みぎり)、か
 三人は読み進んだが、やがて吟味役の武士は声を高めた。
「藤堂佐渡守のせいと駆け合い平首二つ。 次に羽柴さえ門太夫正則の勢とかけ合い冑(かぶと)首ひとつ打留申候、か」
 吟味約は、ちらりと七内を見た。
「この高名立会見候者は、松平下野守御家中島田重太夫存ぜられ候、と」
 どうじゃな、と吟味約は左右の二人に言った。 同じ五十年輩の男と三十前後の若い武士の二人は漸(ようや)く顔を挙げた。 若い武士の自分を見た表情に、好意的な色が動いたのを七内は感じた。 三人は改めて七内から表情を隠すようにして、小声で相談した。 やがて吟味約の武士が咳払いをした。
                     『証拠人』文中より

収録本

出版社 ISBN
新潮社  新潮文庫 978-4101247045
タイトル
藤沢周平  『冤罪』  文庫本
収録作品
証拠人  唆す  潮田伝五郎置文  密夫の顔  夜の城  臍曲がり新左  一顆の瓜  十四人目の男  冤罪
Amazon  冤罪 (新潮文庫) 
出版社 ISBN
文藝春秋 978-4163628103
タイトル
藤沢周平短篇傑作選 1  『臍曲(へそま)がり新左』  単行本
収録作品
紅の記憶  証拠人  臍曲がり新左  一顆の瓜  冤罪  竹光始末  遠方より来る  雪明かり  小川の辺  木綿触れ  夢ぞ見し
出版社 ISBN
文藝春秋 978-4163642406
タイトル
藤沢周平全集 第四巻  単行本
収録作品
暗殺の年輪  ただ一撃  紅(べに)の記憶  証拠人  唆(そそのか)す  恐妻の剣  潮田伝五郎置文(うしおだでんごろうおきぶみ)  密夫の顔  嚏(くしゃみ)  十四人目の男  桃の木の下で  臍曲(へそま)がり新左(しんざ)  夜の城  冤罪(えんざい)  一顆(いっか)の瓜(うり)  鱗雲(うろこぐも)  鬼気  竹光始末  果し合い  遠方より来(きた)る  乱心  雪明かり
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