盗み喰い
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藤沢周平 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 55 (1980) 年 | 問題小説 |
著者名 | 作品名 |
藤沢周平 | 盗み喰い |
時 と 所
江戸時代 江戸市中
主な人物
- 政太 根付師「玉徳」の職人、牙彫(げぼり)が性にあう 助次郎より二年先に徒弟奉公に入った
- 助次郎 玉徳の職人、瑪瑙(めのう)を使う彫りが得意、二十五歳 弟子入りして来たときは十三で、明るい気性の子供だったが、病気になって暗く拗(す)ねた感じに変わった 助次郎は、癆(ろう)がい持ちだった
- おみつ 水茶屋で働いていて、そこで政太と知り合った、十八歳 桶職人の父親とおとなしい母親と一緒に暮らし、両親も二人が夫婦約束をかわしたことを知っていて、認めていた
Memo
「甘ったれてんだよ、あのひと」
とおみつは言った。 おみつは政太と一緒のとき、二度ほど助次郎と顔を合わせている。
「甘ったれよ、あたしはひと目見てわかった」
「 ・・・・・・ 」
「あんたがやさしくするもんだから、つけ上がって寄りかかって来るのよ。 おお、いやだ。 そういうひと、あたしはきらい」
『盗み喰い』文中より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101247090 |
タイトル |
藤沢周平 『時雨みち』 文庫本 | 収録作品 |
帰還せず 飛べ、佐五郎 山桜 盗み喰い 滴る汗 幼い声 夜の道 おばさん 亭主の仲間 おさんが呼ぶ 時雨みち |
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時雨みち (新潮文庫)
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出版社 | ISBN |
文藝春秋 | 978-4163642307 |
タイトル |
藤沢周平全集 第三巻 単行本 | 収録作品 |
驟(はし)り雨 遅いしあわせ 泣かない女 贈り物 歳月 ちきしょう! 虹の空 運の尽き おばさん 亭主の仲間 時雨(しぐれ)みち 幼い声 夜の道 怠け者 盗み喰い 滴る汗 追われる男 おさんが呼ぶ 禍福 おとくの神 失踪(しっそう) 帰って来た女 おつぎ 逃走 夜消える 女下駄(おんなげた) 遠い別れ 鬼ごっこ 冬の日 寒い灯 にがい再会 永代橋 踊る手 消息 初つばめ 遠ざかる声 |
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藤沢周平全集 第三巻
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