乱心
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藤沢周平 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 51 (1976) 年 | 小説宝石 |
著者名 | 作品名 |
藤沢周平 | 乱心 |
時 と 所
江戸時代 某城下・二本松宿
主な人物
- 新谷 弥四郎 近習組、二十八歳 清野民蔵とは、一刀流の道場で数年来鎬(しのぎ)をけずってきた 弥四郎と清野が師範代格で門弟を仕込んでいたが、清野はこのところ身体が悪いと、道場を休んだ
- 清野 民蔵 馬廻組、二十六歳 「出府を命じられた。 一年留守にするが、道場の方を頼む。 身体はもういいのだろう?」 「出府?」「俺もだ」 「なんだ。 一緒か」「貴様とは、よくよく縁があるらしいな」
Memo
「お内儀の心配はわかる。 だが、一たん決まった出府を辞退するなどという例は、まずござらんな」
「 ・・・・・・ 」
「当人が病気であれば、別だが」
「清野は」
茅乃がはっきりとした声で言った。
「おわかりになりませんか。 あのひとは病気です」
茅乃が帰ったあと、弥四郎はまた座敷に戻って同じところに座った。
『乱心』文中より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101247021 |
タイトル |
藤沢周平 『竹光始末』 文庫本 | 収録作品 |
竹光始末 恐妻の剣 石を抱く 冬の終りに 乱心 遠方より来る |
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竹光始末 (新潮文庫)
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出版社 | ISBN |
文藝春秋 | 978-4163642406 |
タイトル |
藤沢周平全集 第四巻 単行本 | 収録作品 |
暗殺の年輪 ただ一撃 紅(べに)の記憶 証拠人 唆(そそのか)す 恐妻の剣 潮田伝五郎置文(うしおだでんごろうおきぶみ) 密夫の顔 嚏(くしゃみ) 十四人目の男 桃の木の下で 臍曲(へそま)がり新左(しんざ) 夜の城 冤罪(えんざい) 一顆(いっか)の瓜(うり) 鱗雲(うろこぐも) 鬼気 竹光始末 果し合い 遠方より来(きた)る 乱心 雪明かり |
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藤沢周平全集 第四巻
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