藤沢 周平
遅いしあわせ
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藤沢周平 短編作品
発表年 発表誌
昭和 54 (1979) 年 週刊小説
著者名 作品名
藤沢周平 遅いしあわせ

時 と 所

江戸時代  江戸市中

主な人物

Memo

「十八ね」
 重吉は、胸の中で何かを数えるような表情をした。 そしてふっと笑った。
「十八なら、親兄弟を泣かせるなんてことは、よくあることでね。 極道といっちゃかわいそうだ」
「なにがかわいそうなもんですか」
 おもんは、そばを通りかかった女中が、びっくりして振りむいたほど、高い声を出した。 そして自分の声におどろいて、あわてて小声になった。
                     『遅いしあわせ』文中より

収録本

出版社 ISBN
新潮社  新潮文庫 978-4101247113
タイトル
藤沢周平  『驟り雨(はしりあめ)』  文庫本
収録作品
贈り物  うしろ姿  ちきしょう!  驟り雨  人殺し  朝焼け  遅いしあわせ  運の尽き  捨てた女  泣かない女
出版社 ISBN
文藝春秋 978-4163642307
タイトル
藤沢周平全集 第三巻  単行本
収録作品
驟(はし)り雨  遅いしあわせ  泣かない女  贈り物  歳月  ちきしょう!  虹の空  運の尽き  おばさん  亭主の仲間  時雨(しぐれ)みち  幼い声  夜の道  怠け者  盗み喰い  滴る汗  追われる男  おさんが呼ぶ  禍福  おとくの神  失踪(しっそう)  帰って来た女  おつぎ  逃走  夜消える  女下駄(おんなげた)  遠い別れ  鬼ごっこ  冬の日  寒い灯  にがい再会  永代橋  踊る手  消息  初つばめ  遠ざかる声
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