藤沢 周平
鬼気
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藤沢周平 短編作品
発表年 発表誌
昭和 50 (1975) 年 小説宝石
著者名 作品名
藤沢周平 鬼気

時 と 所

江戸時代  海坂城下

主な人物

Memo

「ま、儂が見たのはざっとこんなものだが、これだけでも細谷久太夫が、並みの人間でないことは、およそ納得がいったろう」
「しかし、そのときも刀は抜いていないわけですな」
 と平野が言った。 平野はまだ不満のようだった。
「まだ納得いかんか」
 保科は苦笑した。 それから匙(さじ)を投げた口調で付け加えた。
「そんなに刀を抜くところを見たかったら、自分で細谷にきりかかってみることだな。 ただし責任は持たん」
                     『鬼気』文中より

収録本

出版社 ISBN
中央公論社  中公文庫 978-4122010963
タイトル
藤沢周平  『夜の橋』  文庫本
収録作品
鬼気  夜の橋  裏切り  一夢の敗北  冬の足音  梅薫る  孫十の逆襲  泣くな、けい  暗い鏡
Amazon  夜の橋 (中公文庫) 
出版社 ISBN
文藝春秋 978-4163255705
タイトル
海坂藩大全(うなさかはんたいぜん) 上  単行本
収録作品
暗殺の年輪  相模守は無害  唆(そそのか)す  潮田伝五郎置文(うしおだでんごろうおきぶみ)  鬼気  竹光始末  遠方より来(きた)る  小川の辺(ほとり)  木綿触れ  小鶴
Amazon  海坂藩大全 上 
出版社 ISBN
文藝春秋 978-4163642406
タイトル
藤沢周平全集 第四巻  単行本
収録作品
暗殺の年輪  ただ一撃  紅(べに)の記憶  証拠人  唆す  恐妻の剣  潮田伝五郎置文  密夫の顔  嚏(くしゃみ)  十四人目の男  桃の木の下で  臍曲(へそま)がり新左(しんざ)  夜の城  冤罪(えんざい)  一顆(いっか)の瓜(うり)  鱗雲(うろこぐも)  鬼気  竹光始末  果し合い  遠方より来る  乱心  雪明かり
Amazon  藤沢周平全集 第四巻 

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