藤沢 周平
二人の失踪人
Top page 作家 一覧 
藤沢周平 短編作品
発表年 発表誌
昭和 49 (1974) 年 歴史と人物
著者名 作品名
藤沢周平 二人の失踪人

時 と 所

江戸時代  南部藩雫石村(しずくいしむら) ほか

主な人物

Memo

「おい、村役人」
 縛られて、羽目板の際に坐らせられた源竜が、ドスの利いた声で言った。
「これは何の真似だ。 わしが盗みでもしたと思ったか」
「盗みはせなんだが、人を殺したのよ」
 と源五左衛門が言った。
「源竜というのは仮りの名で、本名村上源之進。 七年前に南部で人を殺したな」
「ははあ」
 と源竜は言った。
「どうも妙だと思ったが、人違いしたようだな。 わしはそんな者ではない」
                     『二人の失踪人』文中より

収録本

出版社 ISBN
文藝春秋  文春文庫 978-4167192112
タイトル
藤沢周平  『逆軍の旗』  文庫本
収録作品
逆軍の旗  上意改まる  二人の失踪人  幻にあらず
Amazon  逆軍の旗 (文春文庫) 
出版社 ISBN
文藝春秋 978-4163628400
タイトル
藤沢周平短篇傑作選 4  『又蔵の火』  単行本
収録作品
又蔵の火  逆軍の旗  二人の失踪人  上意改まる  幻にあらず  長門守の陰謀  試行のたのしみ(エッセー)
出版社 ISBN
文藝春秋 978-4163642604
タイトル
藤沢周平全集 第六巻  単行本
収録作品
玄鳥  三月の鮠(はや)  闇討ち  浦島  鷦鷯(みそさざい)  又蔵(またぞう)の火  逆軍の旗  相模守は無害  二人の失踪人  上意改まる  幻にあらず  長門守の陰謀  振子の城  二天(にてん)の窟(あなぐら)  死闘  夜明けの月影  師弟剣  飛ぶ猿
Amazon  藤沢周平全集 第六巻 

配信広告 【 Yahoo! アドパートナー 】

配信広告 【 Google AdSense 】

a あ

b べ

c ちゃ

  ち

e え

f ふ

g げ

  ぎ

  ぎゃ

h は

  へ

  ひ

  ほ

 

i  い

j じょ

  じゅ

k か

  き

  こ

  く

  きょ

m ま

  み

  も

  む

n な

  に

  の

  ぬ

 

o お

r ら

  りゅ

s さ

  せ

  し

  そ

  す

  しょ

t た

  て

  と

 

u う

w わ

y や

  よ

  ゆ