幼い声
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藤沢周平 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 55 (1980) 年 | 問題小説 |
著者名 | 作品名 |
藤沢周平 | 幼い声 |
時 と 所
江戸時代 江戸市中
主な人物
- 新助 櫛(くし)職人、二十五歳 櫛庄に十年余りも奉公し、そろそろお礼奉公の年季があける 表に店を借り、親方の娘おゆうを女房にして小さな櫛職人の店を張ることを考えている
- おきみ 太物(ふともの)屋「三州屋」の小間使いを二年ほどして、水茶屋に勤めた おきみが外で働くようになると、おっかあどころか父親まで働くのをやめてしまった
Memo
おきみの家は新助の家の右隣で、両親は日雇いをしていた。 親が二人とも外稼ぎのせいで、おきみは昼は一人で遊び、親たちの帰りが遅いときは、新助の家で晩飯を喰わせてもらったりしていた。 それをいいことに、おきみの親たちは、夜遅く酔っぱらって肩を組んで帰って来たりした。
だが新助が思い出したのは、そういうときのおきみの姿ではなかった。 半ば新助の家の子供のような恰好で、晩飯を喰ったりしていたはずだが、思い出したのは別のときのおきみの姿だった。
『幼い声』文中より
収録本
出版社 | ISBN |
新潮社 新潮文庫 | 978-4101247090 |
タイトル |
藤沢周平 『時雨みち』 文庫本 | 収録作品 |
帰還せず 飛べ、佐五郎 山桜 盗み喰い 滴る汗 幼い声 夜の道 おばさん 亭主の仲間 おさんが呼ぶ 時雨みち |
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時雨みち (新潮文庫)
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出版社 | ISBN |
文藝春秋 | 978-4163642307 |
タイトル |
藤沢周平全集 第三巻 単行本 | 収録作品 |
驟(はし)り雨 遅いしあわせ 泣かない女 贈り物 歳月 ちきしょう! 虹の空 運の尽き おばさん 亭主の仲間 時雨(しぐれ)みち 幼い声 夜の道 怠け者 盗み喰い 滴る汗 追われる男 おさんが呼ぶ 禍福 おとくの神 失踪(しっそう) 帰って来た女 おつぎ 逃走 夜消える 女下駄(おんなげた) 遠い別れ 鬼ごっこ 冬の日 寒い灯 にがい再会 永代橋 踊る手 消息 初つばめ 遠ざかる声 |
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藤沢周平全集 第三巻
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