藤沢 周平
霜の朝
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藤沢周平 短編作品
発表年 発表誌
昭和 49 (1974) 年 太陽
著者名 作品名
藤沢周平 霜の朝

時 と 所

江戸時代(元禄・宝永年間)  江戸市中

主な人物

Memo

 ── 大銭の通用取りやめを、紀文は知っているだろうか。
 霜の上に、朝の日の赤みが射してきたのを眺めながら、茂左衛門は思った。 だがその疑問はすぐに消えた。 勘定奉行に繋がっている紀文が、そのことを知らない筈がないとすぐに思ったのである。
 町のどこかで、今朝の夥(おびただ)しい霜の白さを、紀文も眺めているような気がしてきた。
                     『霜の朝』文中より

収録本

出版社 ISBN
新潮社  新潮文庫 978-4101247175
タイトル
藤沢周平  『霜の朝』  文庫本
収録作品
報復  泣く母  嚏(くしゃみ)  密告  おとくの神  虹の空  禍福  追われる男  怠け者  歳月  霜の朝
Amazon  霜の朝 (新潮文庫) 
出版社 ISBN
文藝春秋 978-4163642109
タイトル
藤沢周平全集 第一巻  単行本
収録作品
溟(くら)い海  囮(おとり)  賽子無宿(さいころむしゅく)  黒い縄  帰郷  恐喝  夜が軋(きし)む  割れた月  闇の梯子  父(ちゃん)と呼べ  疑惑  密告  入墨  馬五郎焼身  旅の誘(いざな)い  鬼  おふく  霜の朝  時雨(しぐれ)のあと  穴熊  冬の終りに
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