二天の窟
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藤沢周平 短編作品
発表年 | 発表誌 |
昭和 56 (1981) 年 | 小説現代 |
著者名 | 作品名 |
藤沢周平 | 二天(にてん)の窟(あなぐら) 宮本武蔵 |
時 と 所
江戸時代 熊本城下
主な人物
- 細川越中守忠利(えっちゅうのかみただとし) 熊本城主、兵法を好む 三年前に武蔵を招き、禄米三百石の客分として遇した 武蔵が説く剣の玄理を即座に理解したという 忠利病死のあと、新藩主光尚が武蔵を厚遇する
- 宮本 武蔵 二年前に忠利が歿したあと、心身が急激に衰えて来ているのを感じている 誰にも言わず、また誰にもさとられていないつもりだったが ・・・
- 鉢谷 助九郎(はちや すけくろう) 「大体、年寄って刀を持つのも大儀になるから、書だの、絵だのとやり出すんじゃねえのか? 少しもったいをつけてやれば、みんなが喜ぶからな。 だが、剣気などとは笑わせる」
Memo
「傍若無人な男のようでござりますな。 そういう男を、このまま帰しては、何を言いふらすか知れたものではございませんぞ」
「わしに勝ったとかいうことかの?」
「はい。 それがしが申して僭越(せんえつ)ですが、一度先生からびしとご教訓があってしかるべきかと存じます」
「 ・・・・・・ 」
『二天の窟』文中より
収録本
出版社 | ISBN |
講談社 講談社文庫 | 978-4062753005 |
タイトル |
藤沢周平 『決闘の辻』 文庫本 | 収録作品 |
二天(にてん)の窟(あなぐら) 宮本武蔵 死闘 神子上典膳 夜明けの月影 柳生但馬守宗矩 師弟剣 諸岡一羽斎と弟子たち 飛ぶ猿 愛洲移香斎 |
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決闘の辻 (講談社文庫) へ
出版社 | ISBN |
文藝春秋 | 978-4163642604 |
タイトル |
藤沢周平全集 第六巻 単行本 | 収録作品 |
玄鳥 三月の鮠(はや) 闇討ち 浦島 鷦鷯(みそさざい) 又蔵(またぞう)の火 逆軍の旗 相模守は無害 二人の失踪人 上意改まる 幻にあらず 長門守の陰謀 振子の城 二天の窟 死闘 夜明けの月影 師弟剣 飛ぶ猿 |
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