遠い少女 - 藤沢周平短編時代小説

藤沢周平

遠い少女

藤沢周平　短編作品

発表年	発表誌
昭和５２（１９７７）年	小説現代
著者名	作品名
藤沢周平	遠い少女

時と所

江戸時代　　江戸市中

主な人物

鶴蔵　　小間物屋の主人、四十五歳　材木屋の車力をした父のようにはなりたくないと小間物屋に二十五年奉公し、暖簾をわけてもらった　その間に女房をもらい、子供が二人いる
おこん　　子供のころ寺子屋で、鶴蔵とおこんの出来が目立って、ほかの子らにはやし立てられた　いまは裾継（すそつぎ）で働いている、と小料理屋の酌取りをしている二人を知る女から十五年ぶりで消息を聞いた

Ｍｅｍｏ

すそつぎ【裾継】
江戸時代、江戸深川の遊郭の一。
―は、二朱〔出典：洒落本・当世気とり草〕
　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙａｈｏｏ！辞書より

収録本

出版社	ISBN
文藝春秋	978-4163628301

タイトル

藤沢周平短篇傑作選　３　『冬の潮』　単行本

収録作品

時雨のあと　　冬の潮　　しぶとい連中　　秘密　　意気地なし　　暁のひかり　　石を抱く　　閉ざされた口　　狂気　　荒れ野　　春の雪　　遠い少女

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出版社	ISBN
文藝春秋	978-4163642208

タイトル

藤沢周平全集　第二巻　単行本

収録作品

冬の潮（うしお）　　意気地なし　　秘密　　しぶとい連中　　石を抱く　　暁のひかり　　龍（りゅう）を見た男　　夜の橋　　拐（かどわか）し　　神隠し　　閉ざされた口　　闇の穴　　三年目　　狂気　　荒れ野　　春の雪　　遠い少女　　昔の仲間　　疫病神　　裏切り　　夕べの光　　冬の足音　　暗い渦　　うしろ姿　　告白　　捨てた女　　夜の雷雨　　暗い鏡　　人殺し　　朝焼け

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